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戸軽 進

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事例・コラム

2012/08/16 16:03

日当たりの良い土地の探し方。

 土地探しのお手伝いをしていると、必ずと言っていいほどあるのが「日当たりの良い土地」が欲しいというリクエストです。確かに自ら日当たりが悪い土地を好む人はまずいないでしょう、不動産のチラシを見ても、少しでも日照条件の良さそうな物件は“日当たり良好”とか“日当たり抜群”とか広告ルール上問題のある表現を使ってでも強調します。

 では本当に日照条件の良い土地とはどのような土地でしょうか?日照の事だけ考えれば、四方を道路や空地に囲まれた敷地であれば理想なのでしょうが、実際に住むには周りから丸見えですから、結局は塀や植栽で隠すしかありませんし、そもそもそのような土地は探してもまず見つかりません。

 日当たりの良い土地を探す方は、現在の住まいにおいて日照に不満を抱えている方が多いです。洗濯物を部屋干ししても全然乾かないとか、日中から照明を付けないといけない部屋があるとか、部屋に日があたらないから冬季が寒いなど、一見すると日当たりの良い土地を購入しなければ解決できないような気がしますが、実はそれらの問題は建物の形状や間取りの工夫等で多くが解決できます。

 漠然とした“日当たりの良い土地”を探すのではなく、現在の不満を解消できる土地を探すのが近道であり、現実的かもしれません。確かに一般的には南道路が人気とされますが、北道路や西道路であっても現在の不満点を解消できる土地は見つかるかもしれませんので、実物を見ずに図面や資料だけで判断するのは禁物です。

 また、南道路であっても、用途地域によっては道路の反対側(南側)に高層建築物が建つこともあります。それでは道路が南側にあるというだけで、肝心の日当たりは期待できません。購入する土地だけを見るのではなく、周辺の土地の利用状況も見てから判断しましょう。

 さらに注意が必要なのは“地下水位”です。日当たりの良い土地でも地面がいつまでもジメジメしている土地は、地下水位が高く乾燥しにくいので表面が湿っていたり黒ずんでいたりします。建物の基礎部分の湿度が高いと建物の寿命も縮めてしまうことありますし、地下水位が高い場合は総じて地震時の液状化現象が発生する可能性も高くなります。

 土地の持つ機能と、建物の持つ機能を総合的に考えることが、理想の住まいへの近道になります。