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漢方・薬膳

長引く咳について

年末年始にひいた風邪の咳だけが残ってまだ止まりません。
毎日のど飴やトローチを舐めていますが改善しません。咳が出ている間はまだ風邪をひいている状態ですか?良い対処法があれば教えてください。

投稿日時:2017/01/18 11:50回答1件

長引く咳には、漢方が有効な場合も多いです。

昨年、蒸し暑い夏場の天気が長く続き、突然寒く乾燥した冬場の天気に変わったように、季節や寒暖の差が激しいときには、寒い冬場の感染症である風邪からの咳ではなく、肺の呼吸器の作用に負担がかかり、気管支炎という状態で発病しますから、単純に風邪が治れば咳も治るのではなく、どうしても咳だけが残って長引いてしまいます。
ですから、風邪薬を飲んでもなかなかはっきりしなくて長引いてしまいます。
そんな場合は、漢方薬が有効な場合も多いです。漢方では、その咳がどのような体質症状からきているかを区別して、薬を選んでいきます。
たとえば、ひとつは鼻水を伴い、薄い痰がのどの奥に流れていくような場合は、急激な温度変化で冷たい空気を吸って胸が冷えてしまった結果おきている咳です。日中にひどく、温かくして寝ていれば収まる場合、これは身体を温めて、呼吸器の代謝をよくする漢方薬になります。
次に、鼻水は無く、痰もほとんど無く、あっても粘った痰で、咳き込みがひどく、胸やおなかまで響いて痛くなり、横になると余計に咳き込んで寝られないような場合。これは熱が胸に溜まった咳といえます。この場合は、胸の熱を取り、咳を押さえる漢方薬を使います。
もうひとつは乾燥による咳です。鼻水や痰は待ったくなくて、空咳になり、声が枯れてしまいます。乾燥しやすい年配の方に多い咳とも言えます。呼吸器を潤して呼吸を滑らかにする漢方薬を使用します。
他にも、空咳でも乾燥でもなく、治ったかと思ったら突然のどがいがらっぽくなり発作的に咳き込むような場合、これは自律神経の調整が上手くいっていない場合です。季節の変わり目などに出やすい咳です。この場合は自律神経を調整する漢方薬になります。
このように、長引く咳は単純な感染症ではなく、体質的な傾向を助長して起きている場合が多くあります。体質症状に合わせた漢方薬を飲むことで長引く咳を治していくのもひとつの方法ですので、漢方に詳しい薬局や病院で相談されることもよいかと思います。

投稿日時:2017/01/30 16:46

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