• 法律
  • ビジネス・キャリア
の専門家

米津 晋次

平日夜10時まで休日も対応する税理士

米津 晋次 よねづ しんじ

よねづ税理士事務所(米津晋次税理士事務所)

お問い合わせ
よねづ税理士事務所(米津晋次税理士事務所)
052-621-6663

対応エリア

  • 名古屋
  • 法律
  • ビジネス・キャリア

事例・コラム

2021/10/26 00:00

年収とは何か?

マンションを借りるときや、クレジットカードを申し込むときなどに年収の記載欄があることがあります。ただ、年収の定義について具体的に正しく答えられる人は少ないのではないでしょうか。

■サラリーマンの年収
サラリーマンの場合は、まず、ボーナスと呼ばれる一時金も給与の一部なので、当然年収に含めます。
税金上の年収の場合、非課税通勤費は含まれません。年収からこのような税金や社会保険料を除いた額は手取りと言われ、通勤費を加えればサラリーマンが実際に手にする額と一致します。通常は、年収が多いほど手取りも多いはずですが、所得税のように段階的に課税対象額が決められている場合は、年収が高い人より手取り額が多くなる事例も見かけられます。

それに対し、社会保険においては、サラリーマンの年収には、税金上の年収に加えて非課税通勤費も含まれます。失業保険の給付金なども年収として計算されます。したがって、税金上の年収よりも、社会保険料の計算に使われる年収の方が高くなるのです。

■自営業の年収
自営業の年収には、売上高等の収入とする場合もあれば、利益とする場合などもあります。クレジットカードの申込書の年収欄には、利益額を書くのが正解のようです。利益額は、売上金から必要経費を差し引いた額になります。税金上の所得は、青色申告を行っている事業主の場合は、利益額からさらに青色申告特別控除額を引いた額になります。ただし、青色申告特別控除額は自営業者の特典であり、実際に出費があったわけではないので、クレジットカードの申請などの際に年収を記載する時は、青色申告特別控除額を含めた利益額を書くべきでしょう。

■まとめ
このように、サラリーマンと自営業者では年収の定義や計算方法が違います。サラリーマンの場合は税金と社会保険でも年収の定義が異なりますし、自営業の場合は年収にもいろいろな定義があります。求められている年収が、これらのどの年収を指しているのかをよく確認して記入するようにしましょう。