相続税はかかりませんが、申告が必要
・資産総額:2億円
・家族構成:配偶者1人+子供2人(合計3人の法定相続人)
・配偶者控除:1億6,000万円
・基礎控除:4,200万円(3人の法定相続人なので 3,000万円 + 600万円 × 3人)
・保険金控除:1,500万円(法定相続人1人あたり500万円 × 3人)
保険金以外の資産2億200万円までが非課税範囲です。
「申告の必要性」
相続税が発生しない場合でも、以下の場合には相続税申告が必要になることがあります:
1.配偶者控除を適用する場合
配偶者控除を利用するためには相続税の申告が必要です。
2.生命保険金などの非課税枠の適用
生命保険金の非課税枠(保険金控除)を適用する場合も申告が必要です。
したがって、資産が2億円の場合、相続税そのものはかかりませんが、
控除の適用を受けるために申告を行う必要があります。
「注意事項」
各相続人が法定相続分ではない割合で相続するなど、具体的な状況によって計算が異なる場合があります。
相続税に詳しい税理士に相談することをおすすめします。
また、不動産評価額の見直しや特例適用の有無なども確認しておくと良いでしょう。
2025/01/20 10:20
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