はりときゅうの伝道師
ひよこ鍼灸サロン・たまご鍼灸サロン
2024/11/15 10:10
今回は鍼灸院などで受けることができる施術、カッピングの紹介です。
◆カッピングとは?
吸玉(すいだま)療法、吸角(きゅうかく)療法とも呼ばれており、紀元前から行われていた施術といわれています。カップ内を陰圧にして皮膚に吸い付け、皮下の血管を拡張させて血液の循環を促し、皮膚や筋肉の血行を良くするのを目的として行います。
◆血流がよくなるとどんな効果がある?
ヒトのカラダは、血流が滞ると新鮮な酸素や栄養素が循環しにくくなり、二酸化炭素や老廃物が溜まってしまいます。カッピングを行うことで老廃物や二酸化炭素等を含む体液を吸い上げ、新鮮な酸素と血液の循環を促してくれます。その結果、細胞の新陳代謝がよくなり、体温上昇にも繋がるのです。体温が上昇すると免疫力が大幅にアップします。つまり、病気になりにくいカラダを作ってくれます。
◆カッピングと鍼灸
カッピングは、鍼灸との相性がバッチリです。例えば、ツボの周囲にカッピングを行うことで自律神経によるさまざまな症状(高血圧、不眠など)にも効果があるといわれています。
◆カッピングの後の跡について
カラダの状態がよくない場合、最初はカッピングの跡が赤紫になることがあります。何回かカッピング施術を受けるとカッピング跡の色が薄くなり、健康なカラダに近づきます。自分でカラダの状態がわかるのです。
未経験の方はぜひお試しくださいませ。