清掃やリフォームをしていないならば妥当ではあるが、詳細を調べて専門家に相談を
結論
エリアや物件の詳細がないと正確な回答ができませんが、一般査定額から事故物件(清掃やリフォームなし)ということを考慮した金額としては妥当と言えます。
複数業者へ見積もりを依頼し、第三者である専門家に見積もり金額が妥当であるか確認しましょう。
手間を省きたければ、50万円んで売却するのも合理的と言えます。
事故物件(特に孤独死の場合)の買取価格に関しては、地域の不動産市場や物件の状況、清掃やリフォームの必要性などによって大きく異なります。ただし、いただいた情報を元に以下の点を考慮して判断する必要があります。
(1)買取価格の妥当性
一般査定額300万円に対して現状渡しで50万円という金額は、事故物件としてのリスク(心理的瑕疵)や清掃・リフォーム・解体費用などを考慮した場合、妥当と判断されることが多いです。
特に孤独死が発生している物件は、心理的影響や市場での評価が低くなりやすいため、買取業者は大幅な値引きを行います。
ただし、特殊清掃が実施済みか不明、かつ物件の状況(匂いの有無、床材や壁材の劣化具合など)が不明な場合、買取価格に影響を与えます。
(2)清掃やリフォームの見積もり
特殊清掃やリフォームの見積もりを第三者(清掃業者やリフォーム業者)に依頼して具体的なコストを把握することをお勧めします。
特殊清掃の相場は10万円~50万円程度(被害の程度による)。
解体費用やフルリフォームの費用は建物の規模や地域によりますが、数百万円になることもあります。
(3)他の買取業者の検討
50万円という提示価格は一つの目安ですが、他の買取業者にも査定を依頼して競合を作ることで、少しでも高値で売却できる可能性があります。
事故物件専門の買取業者は複数存在しますので、比較検討してください。
(4)自分で解体・リフォームして売却する場合
解体して更地として売却すれば心理的瑕疵の影響を減らせる可能性がありますが、解体費用(一般的には100万~300万円程度)がかかります。
リフォームして売却すれば市場価格に近い値段で売れる可能性もありますが、心理的瑕疵が完全に消えるわけではありません。
2024/12/23 12:09
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