2024/08/08 13:29
7月31日に行われた日銀の金融政策決定会合で政策金利を0.25%程度まで引き上げると発表されたのを受け、同日メガバンクでは短期プライムレートを0.15%引き上げると発表し、そのあと地銀でも短期プライムレートを0.15%引き上げを発表しました。
短期プライムレートが引き上げられると、住宅ローンの変動金利型住宅ローンの金利も引き上げられます。
住宅ローンの変動金利型住宅ローンの基準金利は短期プライムレート+1.0%と設定している金融機関が多く、単純に変動金利型住宅ローンの基準金利も0.15%上昇することになります。
変動金利型住宅ローンの基準金利が引き上げられると、既に住宅ローンを利用して返済が始まっている人への影響が多くあります。
変動金利型の住宅ローンには『5年ルール』というものがあり、金利が変動しても実際の返済額は融資の実行から5年ごとにしか見直しがされません。
また、隠れた『5年ルール』として基準金利と実効金利との差、いわれる『金利優遇幅』も融資実行から5年を経過すると見直されるという契約もなかにはあります。
変動金利型住宅ローンを利用していらっしゃる方は、5年経過後の『金利優遇』がどういう形で契約しているのか確認することが最も重要です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.life-spt.net/archives/830