必ず今後の費用負担区分を明記した書面を作成し、将来にわたる安心を確保してください。
まずは、ご不便をお察しいたします。4階で足場がなければ修理不能な場所に給湯器が設置されているのは、メンテナンスの面では瑕疵である可能性が考えられます。
今後の対策について、専門的な視点からお話させていただきます。
1. 「担当者の言葉」を「会社の公式見解」にする
現在、担当者レベルではミスを認めているとのことですが、組織としての責任を明確にする必要があります。
まずは、今回の足場費用を施工会社が負担した事実を含め、経緯を時系列でまとめておきましょう。
2. 今後のメンテナンスに関する「合意書」の作成
給湯器は定期的に交換が必要な設備です。その都度、所有者が高額な足場費用を負担するのは合理的ではありません。
「今後発生する修理・交換時の足場設置費用、およびそれに付随する特殊作業費は施工会社(または分譲主)が負担する」旨を記した書面を交わし、合意を取り付けることをおすすめいたします。
3. 責任の所在を明確にする
分譲マンションの場合、責任の所在は施工会社だけでなく、販売した不動産会社(分譲主)や設計者・設計監理者にも及びます。
管理会社を介して、施工会社・分譲主・設計者等を含めた合同の協議の場を設けるよう求めてください。
4. 弁護士や専門機関への相談
個人での交渉が難航する場合は、弁護士への相談や、国土交通大臣指定の「住まいるダイヤル(公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター)」などの専門機関に相談することをおすすめします。
専門家の見解があるだけで、相手側の対応が変わることもあります。
まとめ
「担当者が非を認めている」状況を口約束で終わらせるのではなく、必ず今後の費用負担区分を明記した書面を作成し、将来にわたる安心を確保してください。
2026/04/06 13:42
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