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阿部 一雄

車いす建築士によるバリアフリー提案!

阿部 一雄 あべ かずお

阿部建設株式会社

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事例・コラム

一口に「バリアフリー」といっても障がいの部位や程度は人によってさまざまです。そのため、建物に求められる機能も使われる方によって変わってきます。今回はそんなバリアフリー住宅の設計ポイントの一部をご紹介します。 行き止まりのないプランバリアフリー住宅を設計する場合に重要なポイントは「動線」です。部屋同士をつなげ、行き止まりをつくらないプランです。例えば、LDK→水まわり→...[ 続きを読む ]

今から2年前、埼玉県の高校に通うSさんから Instagramに「バリアフリー建築」についてという1通のメッセージをいただきました。Sさんのお母様は福祉関係のお仕事をされていて、Sさん自身も自然とバリアフリーや福祉に関心を持ってはいましたが、お母様からお仕事の話を聞くなかで、「障がいをもった方はかわいそう」「介護する方は大変そう」と無意識のうちに他人事と捉えフィルター...[ 続きを読む ]

前回のコラム、「能登半島地震から約8カ月」で話し足りなかった部分を少し…。私は阪神・淡路大震災以降、大きな震災が起きた際には、現地に行きこの目でその現状を確かめてきました。新潟県中越地震、東日本大震災、熊本地震、能登半島地震…。訪れる度にこれまでの“当たり前”を覆されるような、自然の恐ろしさを思い知らされました。今年の2月に訪れた石川県。能登半島地震は、比較的地震の発...[ 続きを読む ]

元日に起きた能登半島地震からまもなく8ヶ月が経とうとしています。被災地では仮設住宅の建設が進むなど復興の兆しが見えつつも、全半壊した約4万8千棟の住宅や店舗などの解体終了は「想定の1%以下」というニュースが報道され、二次被害を懸念する声も上がっているようです。ここ最近全国各地で地震が相次いでおり、不安に思われている方も多いかもしれません。私自身が長年建築業に携わってき...[ 続きを読む ]

「日本のトイレに感動!」海外からの観光客が増えた今、清潔で機能も充実した日本のトイレは、世界中から高い評価を得ており、日本が誇れる文化のひとつといっても過言ではないでしょう。一方で、世界では約36億人が安全に管理されたトイレを使用できない現実があることをご存知でしょうか?これは実に2人に1人の割合です。さらに、そのうち約4.9億人が野外排泄を強いられており、特に女性や...[ 続きを読む ]

みなさんは「シロアリ」をご存知ですか?実は「アリ」とついていますが、みなさんがイメージされるあの“黒い蟻”ではなく、ゴキブリの仲間なんです。シロアリは木造住宅にとって大きな脅威です。シロアリが木材を食い荒らすことで、家の構造的な強度が損なわれ、最悪の場合は建物全体が倒壊するリスクがあります。そこで今回は、シロアリ予防の重要性と具体的な方法について解説します。シロアリは...[ 続きを読む ]

設計の「癖」?

2024/06/14 00:00

みなさん、家づくりの設計はどんなふうに進んでいくと思いますか?自分たちが伝えた要望やイメージが図面に落とし込まれ、平面から立体になっていく…。そんな流れが想像できると思います。 私自身の設計も大まかには同じですが、人によってやり方や流れは若干変わります。そしてそれと呼応するかたちで、設計の「癖」があることも知っておいてください。実はこの「癖」というのがとてもやっかい。...[ 続きを読む ]

「動線を出来るだけシンプルに」障がい者・高齢者が歩行器や車いすを使用するならば、その大きさや形状に合わせたスペースと、それに伴う動線の確保が求められます。車いすの場合、大きさや形状は使用者の障がいの程度や使い方によって異なり、方向転換をするには普通サイズで直径約1.4m、リクライニングタイプの場合は直径2m以上のスペースが必要です。バリアフリー住宅においては、この回転...[ 続きを読む ]

北海道建築士会 福祉部会の皆さんと札幌にて情報交換を兼ねて懇親会を行いました。そこで話題になりました札幌市のバリアフリーへの取り組みをご紹介します。札幌市は令和4年(2022年)に市制施行100周年を迎え、活気ある都市としてこれまで人口増加傾向が続いてきましたが、減少局面を迎えており、今後は人口構造に変化が起こると予想されています。そこで札幌市では、都市の価値を高め魅...[ 続きを読む ]

阿部建設では、(公社)愛知建築士会まちづくり委員会バリアフリー特別部会、日本福祉大学(毛利志保准教授研究室)、金城学院大学の4者で、バリアフリー宿泊施設についての共同研究を行っています。今回は、佐賀県嬉野温泉にある「和多屋別荘」を訪れ、最新のバリアフリー調査を行いました。和多屋別荘は、嬉野川沿いの広々とした二万坪の敷地に佇み、昭和52年に建築家・黒川紀章により設計され...[ 続きを読む ]