2017/10/20 13:02
(続き)
(6)地盤
建物の耐力の話を言う以前に、地盤について検討をする必要があります。
がけ地や造成されたよう壁上に建てられる住宅は注意が必要です。
また平地に建てられる場合でも、その地域がどんな地層になっているか。
かつてどんな地域であったかなど、古地図と呼ばれる古い地図と比較することも重要です。
また液状化と呼ばれる現象も近年言われるようになりました。
東海地方は濃尾平野と呼ばれる地域に属しており、阿部建設では半数以上のお客様が何らかの地盤補強をされて建設をされているのが現状です。
阿部建設では古地図との比較や地盤調査を事前に行い、適切な基礎設計に反映しています。
万が一の事態に備え、第三者機関による地盤保証もしています。
余談ですが、土地購入を希望されているお客様がおられた場合、阿部建設では土地契約をされる前に地盤調査を行うことをお勧めしています。
売主や仲介業者の理解がないとこうしたことは行えませんが、ほとんどの場合で受け入れてくれます。
大変長いコラムとなりましたが、ここまで読んで下さりありがとうございました。
ここにあげたのは、私たち阿部建設が考える構造に関する一部の部分に過ぎません。
2000年頃から頻発する各地で起きる大地震。
日本は地震期に入ったとも言われており、お客様にどのような住宅を提供すべきか日々検討を行っています。
木造住宅=地震に弱い と言うことは過去の話です。
現在の基準を正しく守れば倒壊どころか、大地震が起きても、住み続けることが可能です。
阿部建設は1棟異なる敷地条件や、お客様要望に答えつつ(基本価値)、快適で楽しい暮らし(感性価値)のできる住宅・施設建築をこれからも設計、提案していきます!