2013/09/17 16:05
以前、知人の建設業関係の記者の方からのご依頼で、書かせて頂いたコラムを手直ししてみました。
私が力を入れている経営改善や事業再生、そして、会社に対する思いをコラムにしたものです。
『子供の頃より憧れた仕事。やっとなれたのに、たった3カ月で終わりだなんて』十数年前にある閉店したデパートで眼にした落書。涙が出ました。これが私の事業再生という仕事の原点にあります。大切な物、夢、家族を守るため、こんな思いをする人が一人でも少なくなるよう経営者に思いを伝え、会社、従業員、仲間、そのご家族を守るお手伝いするのが私の役割です。大切な物を守るため、生活を、仕事を維持する必要があります。社会に貢献する、地域発展に寄与する、会社には経営こんな理念が掲げられています。非常に大切なことです。しかし、一番身近にある社会は、従業員であり、家族であり、仲間ことを常に意識し、それらを守る必要があります。経営は経営者に託された役割です。経営者はその最前線に立っています。同様に営業担当者にも、現場担当者にも役割があります。役割が異なるだけで、誰が偉いというわけではありません。其々が自分の役割を果たすだけのことです。このことを理解して従業員を大切する意識を持てば、従業員もその意識に応え、会社は大きく変わるものです。意識の持ち方で会社は活性化し、自ずと順調に回っていくものです。そして、一番身近にある社会が活性化し、生活が充実し、夢が継続され、大切な物を守ることができます。もちろん、意識改善だけですべてが上手くいくわけではありません。しかし、すべては意識が根底にあるものです。まずは意識改善を行うことが大切な物を守る第一歩です。意識改善の大切さ、従業員を思いやることの重要性を常日頃から経営者にお伝えすることが私の役割だと考えています。