2021/09/01 00:00
古くなった住まいをリフォームしたい、と思ったとき、2階建てであれば、あえて平屋にする、という選択肢があります。例えば、2階建ての場合、高齢になるにつれて階段の乗り降りや掃除が大変になりますが、平屋に減築するリフォームをすれば、誰にとっても住みやすいバリアフリー住宅にすることで、毎日の生活の負担を大きく軽減。また、2階の重さがなくなることで、地震で倒れたり崩れるリスクも大幅に減らせます。2階建てより無駄な動きが少なくなって移動が楽になったという人も多いです。さらに、メンテナンス費用も抑えられて固定資産税も安くなるなど、平屋にすることで様々なメリットを得ることができます。
もしかしたら平屋は古いイメージがあるかもしれません。しかし、平屋のリフォームでも例えば外観に和のテイストを取り入れながらおしゃれなモダンスタイルの家にすることも可能です。また、大きな窓と開放的なリビングを設けることで、風通しや光も多く取り入れることができ、心地よく過ごせる空間を作ることもできます。また、リフォームしたい家が古民家であれば、その趣や雰囲気を残しつつ、耐震補強や水回りの設備などの基本性能を向上させることが可能です。なお古民家については、昔ながらの大正・昭和の雰囲気が漂う家に憧れて、土間空間を活用するなど、あえて古さを残したリフォームする人もいるようです。そんな家は、古き良き日本の温かみある空間が素敵、と好評を得ています。
面積が小さくなると考えがちな平屋ですが、ライフスタイルに合わせた平屋にリフォームすることで、より快適に暮らすことが可能です。ただ、平屋に住んでみたいと思っても、住み心地が分からずに迷う人も多いと思います。その際は、実績豊富な住宅会社やリフォーム会社を選ぶことが大事です。不安を解消して、要望に合った最適なプランや問題点を解決する様々な手段を検討してくれるので、安心してリフォームを任せられると思います。