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後田 文子

暮らしを創造

後田 文子 うしろだ ふみこ

株式会社新和建設

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事例・コラム

2021/10/25 00:00

二世帯住宅の間取りはライフスタイルによって考える

それぞれのご家庭のライフスタイルによって二世帯住宅の種類は変わってきます。各部屋のメリットデメリットを知ることで、間取りを考えていきましょう。

#完全同居プラン
寝室や専用の個室だけが分かれていて、その他の部分は共用となっているプランです。親世代が高齢の場合や、1人の場合に採用されるケースが多くなっています。1日の生活で多くの時間を一緒に過ごすことになりますので、助け合い、配慮しあうことがうまくやっていく秘訣です。浴室やトイレなどの設備を共有することで建築費を抑えられるメリットがあります。

#完全分離型プラン
玄関から各部屋、設備まで完全に分離したプランです。1つの建物を上下階に分けたり、左右に分けたりします。同じ敷地内で別棟として建築する場合もありますが、通常よりも広い土地が必要ですし、建築費も高くなります。プライバシーを守れることがメリットですし、将来的にどちらかの棟が空いたときには賃貸物件としても利用できます。

#共有同居プラン
玄関、リビング、ダイニング、キッチン、浴室、トイレなどのうち一部分だけを共有するプランです。どこを共有するかによってバリエーションが豊富ですので、間取りの自由度は高くなります。プライバシーを守れる気楽さと同居ならではの利便性を兼ね備えたプランだと言えます。2つの世帯の生活時間帯や生活リズムをよく吟味して、後から問題が起こることがないような間取りにすることが大切です。お子さん、お孫さんとの生活リズムが異なるため間取りや生活導線にも配慮した設計が求められます。





暮らし方によってバリエーションは様々


二世帯住宅にもいくつものバリエーションがありますが、今の生活だけではなく、将来まで考えて設計することが大切です。親世代が元気なお宅は完全分離型プランもいいでしょうが、その状況もいつか変わっていくのが難しいところです。プライバシーを守りながら、家族全員がお互いに協力しあえる住宅を設計していきたいものです。