• 住宅・不動産
  • マネー・保険
の専門家

後田 文子

暮らしを創造

後田 文子 うしろだ ふみこ

株式会社新和建設

お問い合わせ
株式会社新和建設
0568-23-0536

対応エリア

  • 名古屋
  • 尾張
  • 岐阜
  • 住宅・不動産
  • マネー・保険

事例・コラム

2021/11/22 00:00

快適空間を確保するなら平屋のほうがおすすめの理由

一軒家に住む時に、平屋だと窮屈に感じると思っている人もいるかもしれません。しかし、実は快適空間を確保するという意味では、平屋のほうが有利な場合もあります。二階建てだとどうしても天井の高さに制限がうまれます。それに対して平屋の場合、天井の高さはほとんど制限がなくなります。

つまり、天井が低いというデメリットも平屋なら解消できるのです。現在の建築基準法では、居室の天井の高さは2.1m以上でなければならないとされています。しかし、この基準は最低限の高さです。一般的には2.1mだと圧迫感を感じて落ち着きません。でも、平屋なら上の階のことを考えなくていいので、天井の高さを上げることも可能です。

天井を高くするメリットはなんと言っても開放感。天井が高いと広々としたイメージになり、圧迫感もなくて非常に快適になります。天井や壁の高い位置に窓をつけることで光が入りやすくなって部屋全体を明るくできるし、高い位置に通風窓をつければ空気の流れができて猛暑の夏でも室温が調節しやすくなります。また、シャンデリアや個性的な照明器具などの取り付けも可能。低い天井だと圧迫感しか産まないシャンデリアも、高い天井につければ高級感を演出できます。

ただし、高い天井にはデメリットもあります。まず屋根が高くなる分建築コストがかかってしまうこと。天井が高いと壁も高くなるので、クロスなどにかかるコストも高くなります。また、冬場は温かい空気が高いところに登ってしまうので、暖房の効率が悪くなり、それだけ光熱費がかかってしまいます。高い位置に証明をつるすと掃除も大変になるでしょう。



「天井が高い平屋」も選択肢に


確かに天井が高い平屋にはそれなりのデメリットもあります。とはいえ、快適空間を得られるのも確かなこと。屋根のデザインも自由度が高くなるので、例えば傾斜がある屋根にして、屋根一面にソーラーパネルを取り付けることも可能です。デメリットとメリットをよく比べ「天井が高い平屋」も選択肢に入れてみるのもありだと思いますよ。