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後田 文子 うしろだ ふみこ

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事例・コラム

2022/05/30 00:00

平屋のデメリットを解消するには?

平屋は侵入されやすく、防犯面が心配だという人もいるかもしれません。しかし二階建てだったとしても、一階部分については防犯面では平屋と条件は同じです。防犯面が不安なら、市販の防犯グッズが役立ちます。侵入者は音や気配に敏感です。人に見られるのも嫌います。敷地に砂利を敷いておけば、歩くたびに侵入者自身の足音がするので侵入者はこれが気になります。動くものに反応する人感センサーのついたライトも、犯罪の抑止力になります。侵入者は侵入に5分以上かかると諦めるといわれているので、割れにくい窓や防犯フィルムも効果的です。窓の外側に格子をつけるのもよいでしょう。

人の目が気になるからといって家の周囲を塀で囲むのは逆効果です。外から見えなくなるということは、犯人の隠れ蓑にもなってしまうからです。植栽や木のフェンスは柔らかく人の視線を遮るので、デザイン性の高い目隠しにもなります。

室内でのプライバシーの確保が難しいという問題の対処方法は、間取りの工夫です。特に子供がいる場合は思春期になったときのことも考えて、あえて不要な廊下を作り両親の部屋と距離を作ります。親子の部屋の間にリビングを挟むのもよい方法です。

平屋は二階建てと比べると面積が広くなりがちなので、家の中心部の日当たりも考える必要が出てきます。その場合には天井を高くして高い位置に窓を設置することで、家の奥にまで光が入りやすくなります。建物をコの字またはロの字型にして中心部に中庭を作るとどの部屋にも光が差し込み、空気も循環してまんべんなく換気が可能になるので一石二鳥です。

まとめ


平屋建ての防犯対策は、センサーライトや防犯フィルム、窓の格子などで対処できます。庭に砂利を敷いたり、割れにくいガラスにしたりするのも有効です。室内のプライバシーの確保のための対処方法は、間取りの工夫です。高い位置に窓をとりつけたり、中庭を設けたりすることで、家の中心が暗くなりがちだという日当たりの問題も解決できます。