2022/08/05 00:00
二世帯住宅を検討する時、玄関を分けるか分けないかは、多くの人が悩む課題です。分けるメリット、デメリット、共有のメリット、デメリットそれぞれ存在するので、まとめて知っておくとどちらが自分たちの生活に合っているのかが分かります。
#玄関を分けるメリット
2世帯住宅の玄関を分けるメリットとしてまず挙げられるのは、それぞれのプライバシーが守られやすいこと。玄関を分けると、玄関以外のスペースも分離することになります。ひとつ屋根の下で暮らしつつ、もう一方の世帯の生活が目に入って来ません。適度な距離感を保ちつつ、お互い過度な干渉をすることなく生活できます。
#玄関を分けるデメリット
玄関を分けるときのデメリットとしては、スペースの問題があります。玄関が2つあれば、出入り口だけではなく、土間や収納等がそれぞれ必要です。2つ玄関があると意外と空間を圧迫するので、あらかじめ想定しておかなければいけません。
#玄関を共有するメリット
共有玄関を選択すれば、スペースを大きく確保することができます。広々とした気持ちの良い玄関を作れるのはメリットです。ゲストが来た時なども、開放的な玄関で迎えられます。
コミュニケーションが取りやすいのもメリットです。たびたび顔を合わせて会話もでき、お互いの様子が分かります。
#共有するデメリット
お互いの生活リズムが違うと、気を使わなければならないのがデメリットです。例えば朝早くや深夜に玄関を利用すると、相手方への生活音が気になってしまいがちです。気兼ねをしながら生活するのは、ストレスになります。
このデメリットを克服するため、玄関は共有しつつ、勝手口を設ける二世帯住宅も多いです。
玄関を分けるメリット、デメリットと共有のメリット、デメリットをまとめて検討
二世帯住宅の玄関を分けるメリット、デメリット、共有のメリット、デメリットとそれぞれ一長一短が存在しています。それらをよく吟味し、まとめて考えると、どちらを選べば良いかが判断しやすくなります。
家族の思いや干渉の程度・音の気にし方・スペースの確保などを多角的に検討して、より快適な二世帯住宅にする準備が大切です。