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事例・コラム

2024/03/11 09:47

二世帯住宅の玄関は共用・分離どちらが良いの?

二世帯住宅の玄関を「分離」するほうが良いわけとは?

一般的な戸建て住宅は40坪前後の土地に建てられることが多いものです。ですが、最近ではディンクスなど子供を持たない家庭も増えてきています。そのため、一般的な40坪前後の土地を必要としないケースもあります。そのような場合には、20坪ほどの小さな土地に建てられている戸建て住宅を購入するという方法もあります。ほかにも、すでに40坪前後の土地を所有しているのであれば、「二世帯住宅」を建設するという方法もあるます。

二世帯住宅ならば、土地の有効活用にも適しています。片方は自分たち夫婦が住んで、もう片方は自分やパートナーの両親に住んでもらうこともできます。ただその場合、二世帯住宅の玄関はそれぞれ設置するのか、一つにしてしまうのかといったことで悩む場合もあります。結論から言ってしまうと、二世帯住宅の玄関は二つ設置したほうが何かと便利です。

プライバシーが守られる
二つ玄関を設置すれば、それぞれの家庭のプライバシーが守られます。近親者といえども、やはり適度な距離感は大切です。
片方を賃貸にする
もしも片方に住んでいた両親がともに亡くなったり、転居した場合には片方を賃貸に出すこともできます。そうすれば、賃貸料を得ることが出来るのです。玄関をもし一つしか設置していなかったら、入居者を見つけるのは苦労することになるかもしれません。

このように先の事を考えると、二世帯住宅の玄関はやはり二つ設置したほうが良い事がわかります。一つにすると初期費用が浮くというメリットもありますが、将来的には二つ設置したほうが都合が良いかもしれません。

二世帯住宅の建設には当然ですが、大きめのコストがかかります。住宅の入り口を一つにするか、二つにするかはきちんと、そこに住む予定の人たちすべてと話し合ってから、実行することが大切です。一度設置すると、間取りの変更には大きな費用が掛かりますので、決して失敗のないように住宅建設に臨むようにしたいものです。