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後田 文子 うしろだ ふみこ

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事例・コラム

2024/04/25 00:00

「二世帯住宅のキッチンはどうすべきか」

二世帯住宅を建てるときやリフォームする場合にキッチンをどうするのかは大きな問題ですよね。親世帯か子世帯のどちらが家事をするのかにもよりますが、二世帯で一つのキッチンにするのか完全に分離するのかが重要なポイントです。お互いのプライバシーを守りながら、距離感を持って上手く生活していけるようにしていくのが理想的です。
そこでどのパターンが良いのかメリットとデメリットを紹介します。

〇キッチンを別々にした場合
「メリット」
親世帯と子世帯が長い間二世帯住宅で暮らすには、やはりキッチンは別の方が理想的です。最初は仲良く使っていても、小さなストレスがそのうち大きなストレスへと積み重なってきます。大きくなったストレスは、お互いの人間関係にヒビが入り仲良く暮らせるように考えた二世帯住宅が裏目に出てしまうことにもなり兼ねません。
キッチンを別にするメリットは、そういった様々な小さな問題でストレスにならないようにできることです。親世帯と子世帯がそれぞれの生活スタイルを変えることなく、毎日暮らせることが重要ではないでしょうか。
「デメリット」
費用が単純に増えてしまうことです。キッチン本体の価格だけではなく工事費用もかさみます。
キッチンを別々にするメリットはたくさんあるのですが、費用面と音の問題が発生するのはデメリットといえるでしょう。予算に余裕がある人であれば、別にすることをおすすめします。

〇キッチンを共有した場合
「メリット」
妻の両親と一緒に暮らす場合のみにあります。実の母親と娘の関係でキッチンを共有することは全てにおいてメリットだらけといって良いでしょう。妻の両親との二世帯住宅であればキッチンは共有する方がおすすめといえます。
反対に夫の両親と一緒に住む場合は、お互いのキッチンの活用方法に違いがあるので、そこに不満が募りストレスになります。
「デメリット」
お互いの価値観の違いが原因で起こるストレスを抱えてしまうことです。
例えば、キッチンの高さが合わないこともストレスです。キッチンの高さ一つにおいても気を使わなければなりません。
このようにメンタル的なデメリットもあれば物理的なデメリットもあります。

キッチンは料理をする人にとって大切なテリトリーです。
毎日使う場所なので、よく考えた上でどちらが良いのかを判断しましょう。