2024/08/23 09:47
外構工事は家を引き立たせる重要な役割や庭の演出、ガレージやアプローチなど家の価値に関わる工事です。建売住宅ではある程度の外構工事が施工されていますが、注文住宅では一から外構プランを検討し作り上げていきます。
今回は外構工事の必要性やスタイル、種類など基礎知識を解説します。
外構工事とは
外構工事とは、建物や敷地の外部の造園、庭づくりやアプローチ、ガレージやエクステリアなど建物とその周辺の環境を整える工事のことをいいます。具体的には門柱やブロックフェンス、庭や花壇の設計、植栽、敷地の地形に合わせた階段や石畳の設置、ガレージのコンクリート土間などがあります。
外構工事は建物と調和した美観や機能性の向上、セキュリティの安全性の確保などの目的もあり、建物とその周辺の環境に馴染ませることが重要視されています。
また同じような意味として使われているのがエクステリア工事です。エクステリア工事と外構工事とは似ているのですが、厳密には外構工事は建物の外回りにある構造物自体を指します。エクステリア工事は建物の空間全体の工事をいいます。どちらも意味としては同じ内容のこととして使われていることが多いです。
エクステリア工事は外回りの空間をおしゃれに装飾するといった意味で使われることが多く、それに対して外構工事はセキュリティ面や目隠しのためのフェンスなど機能性重視の工事というニュアンスで使い分けられています。
外構工事の注意点
外構工事の注意点は、まず建物本体には費用は含まれていないので別途必要になることです。建物と外構は予算を別に考えておくことが必要です。
また、自分たちのライフスタイルや家族構成に合った外構を考えましょう。子どもや高齢者、ペットなど各家庭によって条件は様々なので防犯や安全性、使いやすさなどを考慮して外構を設計してもらうことが大切です。
外構工事の基礎知識を解説してきましたがいかがだったでしょうか。
外構はDIYでも可能な部分もありますが、まずはプロに相談しパースをもとにイメージを膨らませていくのがおすすめです。素敵な外構になる参考になれば幸いです。