2025/03/25 09:45
快適なリビングは家族との「距離感」。それを間取りによってコントロールすることで良いリビングが出来上がります。
1.リビングでしたいことは何か。どう過ごしたいかをご家族で話し合うことが大切。
リビングは家族が集まる団らんの場でもありプライベートも楽しめる場所としての役割もあるので「家族の場」と「個人の場」を用意すると家族が快適なリビングになります。
2.形
(1)直線タイプ
直線タイプは最も一般的な形です。この形のLDKは部屋全体を見渡せることができ、最も家族との距離が近く感じられます。
(2)L字タイプ
L字タイプはリビングとダイニングキッチンで空間をさりげなく分けることができ、家事や仕事、勉強の空間と寛ぎの空間とで使い分けることができ、生活にメリハリがつきます。
(3)L+DK変形タイプ
L+DK変形タイプは、L字タイプよりもさらにリビングとダイニングキッチンを分けることができ、個人の空間をつくりやすい形です。家族の気配をかすかに感じながら、安心して一人一人の好きなことに集中して取り組みやすいのが特徴です。
(広さ)
LDKの広さは12畳~24畳が多く、中でも16畳~20畳が一般的です。
3.リビングの間取り事例
事例1.ナチュラルな直線リビング
東西に直線のリビング(LDK)の住まい。南面に面しているから、光が良く入り明るい空間になります。直線の空間が壁や柱が少ないため部屋が広く感じることができます。
事例2.ゆっくりとした時間を過ごすL字リビング
L字型のリビング縦と横が交わる位置にキッチン。リビングとダイニングが離れているので、リビングでもダイニングでもそれぞれ寛ぐことができます。
事例3.庭とのつながりがある変形型のリビング
ダイニングキッチンからもリビングからもつながるかたちで庭を配置。ウッドデッキではBBQを楽しんだりするのに最適です。
4.リビングの間取りで失敗しないためには?
まず、リビングでしたいことは何か、どんなように過ごしたいかを考えることです。予算を考慮しながら必要な空間、家具や家電の位置も考えておくことが大切です。
5.まとめ
家族が集まるリビング。「いい距離感」でみんながゆったりと暮らせるように、部屋の広さ、形、配置などに気を付けて計画をするといいですよ。