2025/04/25 09:42
1.LDKとは?
LDKとは、それぞれ「L」リビング、「D」ダイニング、「K」キッチンを指します。昨今の新築住宅では大きな一つのLDKをつくり、家具の配置などによってそれぞれの空間を緩やかに区切るスタイルが主流となっているようです。
リビングは「居間」のことで、一家団らんのひとときを過ごすための空間です。最近は、客間を設けないお住いも増え、リビングが客間を兼ねるケースも多いです。
ダイニングは英語のDining、すなわち「食堂」のことで、住宅においてはご家族が日常的に食事をするための空間を指します。
キッチンは「台所」お料理をする部屋です。ご家族の食を支え、家事の中心にもなり得るキッチンには、こだわりを持つ方も多いです。
2.使いやすいダイニングの広さ
一般的に、LDKが16帖ならば5帖程度、LDKが20帖であれば7帖程度が、ダイニングスペースとして使用できると言われています。この限られたスペースの中にダイニングテーブルを設置することになります。
使いやすいダイニングスペースをつくるためには、まずその広さを把握すること、そしてその広さに適切なダイニングテーブルの大きさを知ることが大切です。
加えて、ご家族の食事のスタイルも考慮しましょう。
家族4人が揃って食卓を囲むことが多いご家庭であれば、4人掛けのテーブルを置くことにこだわる必要があります。テーブルのサイズやデザインによって、圧迫感を軽減する工夫をしてみてください。
食卓は、ご家族のコミュニケーションが生まれる場所です。限りあるスペースを有効に使い、居心地のよいダイニングスペースづくりを目指しましょう。
3│快適に暮らすためのコツ
毎日の暮らしを快適にするためのポイントが、生活動線・家事動線です。
最近注目を集めているのは、回遊動線です。たとえばアイランドキッチンのように壁に設置する面のないキッチンは、左右どちら側からも出入りすることができるので、必要に応じた最短ルートを通ることができます。料理をする人や手伝いをするご家族にとって、ストレスなく使うことのできるキッチンは嬉しいですよね。
4│まとめ
リビングと並んで、ご家族が集まる場所であるダイニング。楽しく語らえる居心地のよい空間と、効率よく作業ができる動線を整えて、毎日の暮らしを楽しむダイニングづくりを実現してくださいね。