2025/05/23 09:47
住宅ローンを組む際、固定金利と変動金利のどちらにするべきか。
時代に合った住宅ローンの選び方をもう一度原点に戻って考えていきましょう。
1.固定金利と変動金利の違い(表1)
2.固定金利とは
毎月の返済金額が変わりません。
金利が変動金利よりも高いので返済額は変動金利より多くなります。
メリット
住宅ローンの返済額の上昇リスクが回避できるます。
デメリット
単純に変動金利よりも利率が高い。
当初固定金利のタイプを選択した場合は、金利の更新があり、その時の金利が左右するため金利が上昇し、毎月の返済額が上がってしまうリスクもあるので注意が必要です。
3.固定金利に向いている人
将来の支出が高くなる可能性がある場合です。
繰上げ返済を計画している人や短い返済期間の方には当初固定金利タイプを選ぶと良いでしょう。
当初固定金利のタイプは、最初が低い金利で設定されているためその期間に完済すれば支払いの負担額は低くなります。
4.変動金利とは
借入当初は固定金利より低利率に設定されていますが、金利上昇のリスクがあり毎月の返済額が増えてしまうことがあります。
メリット
固定金利よりも低利率で、金融機関によっては2倍以上の格差がある場合もあります。
デメリット
金利が上昇し返済額が増加してしまうことです。
いつ上昇するのかが予想がしにくいこともデメリットの一つでしょう。
5.変動金利に向いている人
繰上げ返済を積極的に行う人です。
金利が上がった場合に期間短縮型の繰上げ返済を行うことで毎月の返済額を抑えられます。
また、残りの返済期間を短くすれば総返済額の上昇を軽減できます。
6.ネットバンクも視野に
最も低い金利で借りられるのは、ネットバンクです。
審査が通れば本当に毎月の返済額が楽になります。
しかし、注意が必要なのは、金利が勝手に変えられてしまうリスクがあるということです。短期プライムレートに連動しているかがポイントになりますので確認してから事前審査にのぞみましょう。
デメリットも結構あるので、条件に合う人なら安い金利で借りればいいのかなというところです。
7.まとめ
あらゆる金融機関をリサーチして、どこに事前審査を出すのか3つに絞る作業を怠らずやっていきましょう。
金利の低いネットバンクも視野に入れ、情報収集に力を入れていきましょう。