2025/07/25 09:49
健康的に暮らすためには、睡眠をしっかりととることが欠かせません。
今回は、睡眠の質を高め、快眠ができる寝室をご紹介いたします。
1.寝室を心地よくするための条件
光をコントロールする
照明はリビングで使用している照明よりも少し暗い照明を採用するようにしましょう。また、色は白系よりも暖色系の色の方がいいと言われています。
朝起きるときは、やわらかい光が室内に入ると◎です。
音が小さい空間をつくる
部屋には適切な音の大きさが決まっています。
キッチン ・・・50デシベル
ダイニング・・・45デシベル
リビング ・・・40デシベル
寝室 ・・・40デシベル
書斎 ・・・35デシベル
50デシベル~40デシベルが生活するのに適した音の大きさで、集中した場所では35デシベルが好ましいとされています。
室温・湿度が適切
寝床内の適切な温度は33度、湿度は50%と言われています。夏では、室温を28度以下(29度以上あると熱中症になる危険性があります)に、湿度は50%以上に保ちましょう。冬では、室温を18度以上(寝床と室温の差が大きいとヒートショックが起こる危険性があります。)常に、湿度は50%以上に保ちましょう。
色の工夫
リラックス効果のある緑色や、鎮静作用のある青系の色を壁に採用することで、心が安らぐことができます。
木でリラックス
木には、見た目からも香りからもリラックスさせる効果があり、室内の50%ほどを木質化している場合が最も睡眠効果が高いと言われています。
2.寝室の広さについて
4.5帖の寝室はシングルベッドが2つ、またはダブルベッドが置けるギリギリの広さです。
6.0帖の寝室は、シングルベッドが2つ、またはダブルベッドを置いたとき、両サイドに通路を設けることができるくらいの広さです。
8.0帖の寝室はベッドの両サイドの通路にも余裕があり、机を置いてちょっとした仕事ができるスペースや、奥様のお化粧ができるスペースを用意することができます。
3.まとめ
快適な空間をつくるには、建物の防音性や断熱性などの性能面と光の入り方や室内の仕様が大きくかかわってきます。仕様に関しては多くの会社で相談して決めることはできますが、建物の性能に関しては、住宅会社やリフォーム会社によって大きく異なりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。