福田　久稔 ふくた　ひさとし

春に向けて、習い事をはじめる人が多くなります。就職・進学で「もう、習いに行かない」と思っていらっしゃる方や、「春になったら新しいことに挑戦してみよう」という方も多いかと思います。
パソコンを習うときに、ひとつ覚悟を決めると、すんなりと覚えられて行くものなのです。
それは、「すべてを覚えようとはしない」です。
多くの方々が習う以上、テキストを見ないでできるようになりたい、だから、全部覚えなくては」と考えがちです。
ですが、広範囲を習うわけですので、すべてを覚えることはまず難しいです。
お教えしている私でも、時には即答できないこともあります。

パソコンを習うにあたって、学んだことは、「テキストで見たぞ!」「やったことがあるぞ」だけで十分です。
もちろん資格試験を目指す方はそういうわけにはいきませんが、一般的には仕事で使おうとしても、趣味で使おうとしても、テキストを見てよいのです。

そう思えば、プレッシャーがなくなりますよね。

ゆったりした気持ちで取り組んだ方が、記憶の定着もよいと私は思います。

この春、パソコンを習い始める方はぜひ、肩の力を抜いて、「全部おぼえなくていいんだ」と思って、独学も含めて、勉強されることをお勧めします。