福田　久稔 ふくた　ひさとし

私の仕事はパソコン教室のインストラクターである。
生徒さんから、パソコンに関して様々な質問を受けるわけだが、それはそれ、習っていらっしゃるわけで、もちろんお教えする。

時々、パソコン教室でお教えする内容でないことを質問される方がいらっしゃる。

「○○が判りません。教えてください。」と来るわけで、しかも、SNSで質問されることが多い。

子どもではなく、社会に出ていらっしゃる方だ。

パソコン教室の範囲を超えていて、私がお教えできることはお教えするが、その前に、「調べましたか？」と尋ねる。
なぜなら、うちの教室に通っていると言うことは、「インターネットの使い方は理解できている」からだ。

なので、「ここまで調べたが、このところがわからない。」とおっしゃれば、判る範囲でお答えするし、調べもする。
なのにいきなり、教室で習うこと以外で「教えてください。」はいかがなものか。

真偽は別として、ネットには様々な情報がある。調べる癖をつけることは、解決の近道である。
自分で調べると、人に聞くより良く覚えられるように私は思うし、人の時間を割く必要もなくなる。
自分の時間を使うのが嫌で人の時間を使うことは避けるべきであり、調べて判らなければ、そこで聞くべきである。

「どうしたら、インターネットで調べ物ができるようになりますか？」という質問には無条件でお答えするのは言うまでもない。