2022/07/14 13:58
プログラミングを教える教室がこんなことを書くとアンチテーゼ(正反対)のことを述べるようなものですが少しお付き合いください。
答えは「学んだ方がいい」と言うことになります。
でも、人は潜在能力として、プログラミングできるようになっています。
つまり、人のは全てプログラムで説明できるからです。
子どもたちが体験にくると、私は必ず、「今朝はどうやって起きたかな?」と尋ねます。多い答えは「お母さんに起こされた」です。
これをプログラミング的に言うと、「お母さんに起こされるまで、眠る」となります。
プログラミングの三大要素、順次、反復、分岐の反復に当たります。
「お腹が空いたなぁ。何か食べよう」は、「もし、お腹が空いていたら、何かを食べる」となります。これは条件ですね。
では、潜在的にプログラミング能力があるのに、なぜ、学んだ方が良いのでしょうか?
それは、その潜在能力を意識して使えるようになり、「生きるための力」が強化されるのです。
「生きるための力」は、単にプログラミング的思考だけではありません。
人間が失敗するように、プログラミングをすると必ずと言っていいほど間違えます。
間違えたときに、どうしたら思った通り、プログラムが動くのかを考えます。
生きていく上では、なにか問題が起こったときに、どうしたらいいかを考えるのですが、プログラミングはその訓練になります。
また、興味があることをより探求したいという欲求も人にはあるわけですが、できたプログラムを「こうしてみよう」とか、「こうしたいけどどうしたらいいか?」を考えることで創造力がついてゆきます。
そうすると、生きていく上で、工夫ができていくわけです。
「生きるための力」を養うためにも、プログラミングは習うべきだと私は考えます。
また、今の子どもたちは、映像で知識を得る機会が多く、私が子どもの頃は耳学問といわれましたが、今は目学問といったところです。
しかし、いくら映像で疑似体験しても、実際に体験したほうがより効果が上がります。
つまり、あの画像素材で観たことをやって見ようという、体験とその通りできれば、自分自身納得もできますし、自己肯定感も高まります。
この点からも、プログラミングは大いに学ぶべきだと考えます。