2022/01/11 00:00
K様邸は、築100年以上の日本古来の伝統工法の建物です。先祖代々受け継がれた建物を、親世帯から若世帯へと是非とも残し、二世帯用にリフォームできたらという依頼でした。地元には沢山の建築業者がある中、息子様ご夫婦と商談を重ね、最終的に当社をご選択いただき、契約に至りました。商談途中で、息子様ご夫婦に待望の赤ちゃんが生まれ、二世帯用にする計画も早める事になりましたが、それでも契約までの商談期間は約2年。二世帯で暮らしても、お互いのプライバシーを守りつつ、ご家族の温もりが感じられる環境であり、子どもを育てる上で自然の山、川、穏やかな地域生活などを重視され、ご主人様の通勤時間は少しかかってしまいますが、あえてご実家のある白川町に住まれる決断をされました。
K様が古民家の建物で特に悩まれたことは、「耐震性への不安」「断熱性能が悪い」「寒い」「暑い」「段差がある」などの問題を、軽減できるような住まいになるのかということでした。そんな不安要素を全て取り除き、ご家族が安心して、快適に暮らせる建物に生まれ変わりました。
耐震で一番大切な壁補強はもちろん、基礎も玉石部分を撤去してベタ基礎に。当社の職人技でしかできないジャッキアップで耐震補強をしています。断熱性能も最適な方法で改修を行い、また地元の薪を使ったボイラーの採用や、床暖房システムの導入。さらに、ランニングコストを考えたエコ商品も活用し、毎月の光熱費削減にも貢献するリフォームです。建物お引き渡し後も、「いつもご家族の会話がある、集う場所が出来た。」と、お客様にはとても喜んでいただいております。
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