はりときゅうの伝道師
ひよこ鍼灸サロン・たまご鍼灸サロン
2023/06/30 00:00
鍼灸を受けたことはありますか?…というより前に、そもそも「鍼」←コレ、何と読むかご存知ですか?
【鍼→はりのこと】
「鍼」は訓読みで「はり」、音読みでは「シン」と読みます。「針」という漢字の本字(省略しない正式な字)ですが、辞書によっては鍼治療に用いるはりを「鍼」、それ以外のはりを「針」としているものもあります。
鍼治療で使われるはりって?
鍼治療では、一般的に豪鍼(ごうしん)と呼ばれる鍼を用います。太さや長さはさまざまで、細いものだと0.1ミリ、太いものでも0.3ミリくらいです。髪の毛の太さが約0.1ミリといわれますので、だいたいそのくらいの細さということになります。長さは短いもので1.5センチから、長いもので6センチくらいあり、施術する部位によって使い分けていきます。材質はステンレスが大半ですが、金や銀の鍼を使っている治療院もあるようです。また、衛生面・安全面から、ディスポーザブル(使い捨て)のものを用いる院も最近では多いです。
当院では、太さによって柄の部分の色が分けられているタイプの鍼を使用しています。水色はやや太く、深い筋肉を緩めるときなどに使用します。もっとも細いのは濃い青色の鍼で、主に顔に使用します。国産の使い捨ての鍼を使用していますので、刺す時の痛みもほぼなく衛生面でも安心です。