はりときゅうの伝道師
ひよこ鍼灸サロン・たまご鍼灸サロン
2024/03/25 15:54
暖かくなったかと思えば、また急に寒くなったりするこのごろです。寒い日には、トイレに行く回数も増えたりします。
◆頻尿の定義と原因は?
人によって違いはありますが、一般的には、朝起きてから就寝までの間のトイレの回数が8回を超えてくる場合、頻尿とされます。
頻尿になる主な原因としては、水分をたくさん採ってしまう、おしっこの量が多い、おしっこを溜められない、うまく出すことができない、ストレスや精神的な負荷を抱えている、日常生活上の問題などがあげられます。
◆頻尿を予防するために(日常生活編)
原因となる疾患がある場合はそちらの治療が優先となりますが、日常生活上の問題が原因である場合は、生活を見直すことで自分で頻尿を予防できるケースもあります。
たとえば、カフェイン(コーヒーや紅茶など)やアルコールの摂取です。これらは利尿作用がありますので、おしっこが出やすくなります。また、野菜や果物も過剰に摂取すると、含まれているカリウムの効果でおしっこが出やすくなるので注意が必要です。
◆頻尿を予防するために(セルフケア編)
頻尿を生活上の注意だけでなく、頻尿を予防するためのセルフケアの方法も紹介します。
ひとつは膀胱訓練。少しずつ排尿の間隔を広げることで膀胱の容量を増加させます。膀胱のセンサーが敏感になっていて、あまり尿が溜まっていなくても尿意を感じている状態になるためにおしっこが近くなります。それに対し、少しずつ尿を溜める感覚を覚えさせていくイメージです。
もうひとつは骨盤底筋トレーニング。腹筋に力が入らないように腟や肛門を締めるトレーニングです。骨盤底筋が弱っていると、膀胱や直腸を支えられず、尿漏れや頻尿が起きやすくなるので、このトレーニングはとても効果的ですよ!
◆尿ケア商品の活用
外出の際、不安が強い場合は尿もれパッドを使うこともお勧めです。目的や着用時間に応じて吸収量を選ぶことができます。精神的な安定をもたらし、ストレスの軽減にも役立ちます。