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倉田 あかね

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倉田 あかね くらた あかね

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事例・コラム

2024/05/30 00:00

『子どもにお灸タイム』

◆「お灸をすえる」
この言葉は、ひと昔前まで子どもを叱ったり懲らしめたりするときに使われていました。家庭の薬箱にはもぐさが常備されており、治療に使うのはもちろん、実際に罰としてのお灸をすえられていたという話も聞いたことがあります。直接皮膚の上で燃やすお灸は、さぞかし熱かったことでしょう。

◆最近のお灸事情
しかし、それは過去の話。最近のお灸は違います。台座がついて熱を緩和し、やけどになりにくい構造をしています。そもそも燃焼温度が高くならないように設計されていたり、アロマの香りも付けられていたりするものもあり、自分で選ぶことができます。大人だけでなく、子どもにとってもとても心地のよいものとなっているのです。

◆子どもにお灸って?
子どもはいろいろなところでケガをしたり、成長過程での痛みを訴えたりすることがありますが、そんなときにもお灸はオススメ!
わが家でも、走り幅跳びで着地の際に足を痛めた息子や、背がぐんと伸びてきて膝に痛みが出た娘にお灸をしたところ、二人とも「痛みがなくなった~!」と喜んでいました。小さいころからおなかが痛いときに足のツボを用いてお灸をしていたため、よくお灸をしてほしいとねだられます。

「お灸をすえる」という言葉も、そろそろポジティブな意味で使ってもらえるようになるといいなぁ。

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