倉田　あかね くらた　あかね

私たちが生活をしていくなかで、人前で話をしたり、営業や接客をしたり、試験を受けたり、といった緊張しやすい場面は少なくありません。緊張のあまりに本来の力を発揮できず、失敗してしまうこともあるかと思います。

◆緊張した時の行動は？
人の前に出るときには「人」という字を手のひらに三回書いて飲み込むといい、というおまじないは昔からよく行われていますが、みなさんは緊張した時は、どのような行動をとりますか？
『深呼吸する』
『手をパーにしてぶらぶら揺らす』
『好きな音楽を聴く』
『リラックスできる香りを嗅ぐ』
など、さまざまな方法があるかと思います。

◆東洋医学的には
今日は東洋医学の観点から対策をひとつご紹介します。
それは…【緊張したらすっぱいもの（例えばレモンなど）を摂ること】です。
酸っぱい味は、気のめぐりを支配する「肝」を整えてくれます。
柑橘系の香りは気をめぐらせる作用が強く、特に酸味の強いレモンは「酸っぱい」意識が強く出るために、緊張から意識をそらしてもらえます。
最近は、酸味の強いグミなども売っていたりしますので、緊張した場面でそういったものを食べてみるのもいいかもしれません。
ぜひ試してみてくださいね。