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倉田 あかね

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倉田 あかね くらた あかね

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事例・コラム

2025/01/15 09:43

ウィルス性イボ(疣贅:ゆうぜい)にお灸

以前、わが子の足の裏にウィルス性のイボができたため、イボの部分にお灸をしました。

◆イボにお灸?
あまり知られていませんが、治療にお灸を使うのはとくにめずらしいことではありません。
イボへのお灸は『直接灸』による施術になります。『直接灸』とは、直接ヒフの上にもぐさをひねって焼き切る方法です。
イボの厚さや大きさ、芯の硬さによって、もぐさの大きさを変えていきます。米粒大の大きさが一般的ですね。繰り返して『直接灸』の施術を行っていくと皮膚に焦げ目が付き、だんだんイボが小さく薄くなっていきます。最後に残って浮き出てくる芯が取れるまでお灸をいくつもすえるのが一般的です。

さて、わが子のイボですが、お灸を続けたある日、表面部分がぽろりと取れたのです。すばらしい。もう少し継続してやっていこうと思います。お灸ってすごいです!

◆実際にイボができたときは?
自己判断をせず、医師の診断と治療を受けていただくことが大切です。イボと思っていたものが、違う病気の可能性もあります。
まず皮膚科を受診してください。

また、すべてのイボがお灸の適応ではないこともありますので、選択肢のひとつとしてご検討いただければと思います。

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