2024/10/04 10:23
・アンティークコインとは
かつて特別なイベント時のみ発行され、選ばれし者だけに配られ、素材は金や銀(金貨・銀貨)が多く、美術品や骨董品に近いです
コレクターは全世界に数百万人ともいわれ1枚で1億円を超える価値のコインもザラに存在しますが、100万円前後から手に入るコインもあるため、多くの人の投資対象となます
・資産としての価値
素材が金ため、金(ゴールド)そのものの価値は当然あります
コインの重さほぼイコール金の重さで価値が担保されているといえます
(正確には金貨の数%は銀など他の素材が含まれる)
・金の特徴
インフレに強く換金性が高い
現物(手元に存在する)
加えて「アンティーク」という価値が上乗せされます
どちらかというと、金の価値よりもこちらのアンティーク要素の方が大きいです
・なぜ価値があるのか?
【供給】この世に何枚存在するか
例えば西暦1800年に400枚だけ発行されたコインがあるとします
ポイントは「二度と供給されない」ということです
さらに、長い年月を経て紛失していることもあるでしょう
また、綺麗な状態で現代に残っているコインは数が少ないです
【需要】欲しい人がどれだけいるか
一方、アンティークコインが欲しい人は現代でも増えています
投資対象として人気で、世界中で需要は増え続けています
「二度と供給されない」ものは、欲しいと思う人がいる限り希少価値が上がり続けます
・取引価格という観点からも
インフレ(物価上昇)が進み、世界中のお金の価値が下がると、モノの価値が高まります
必然的にアンティークコインコインの取引価格も上昇するでしょう
アンティークコインの需要は、日本だけではありません。むしろ海外の方が需要(アンティークコイン市場)は大きいです
さらに、世界中で取引可能ということは日本円のみならず米ドルやユーロ等にも換金できるということです。つまり、アンティークコインを持つことで為替対策にもなり得ます
まとめ
短期間で大きく儲かるジャンルではなくメリット・デメリットもあります
あくまで「ローリスクローリターン」の資産運用とお考えください
インフレ経済においては、現預金の資産価値は目減りします
現預金の比率をアンティークコインのような現物資産に移行することを検討してみてはいかがでしょうか