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矯正治療について

現在の症状は、上顎前突（出っ歯）＋　開咬（前歯が少し咬まない状態）だと思われます。
矯正治療は見た目だけの改善だけではなく、機能的な事や歯の存続についても改善が見られます。
出っ歯ですと　少し唇が閉じにくい為、上顎の前歯は歯肉炎や虫歯になったりいたします。
また、開咬は奥歯に負担がかかりやすいために、奥歯の早期喪失に繋がったり、顎の関節が痛くなる病気　顎関節症を誘発したりいたします。そして前歯がうまく咬めない為に、発音障害も引き起こします。開咬の患者さんに多い不定愁訴として、肩こり、偏頭痛、腰痛など、全身にわたり症状が出現いたします。
その様な事を考えますと、歯列矯正をして見た目だけではなく機能を整えると、生涯の健康にもよい影響を与えますので、是非一度、矯正歯科専門の先生のカウンセリングを受けて頂く事をお勧めいたします。
一般的に、期間としては、歯を抜かない場合で１年位。歯を抜く場合には２年位かかると思ってください。通院頻度しては月１回のペースとなります。

投稿日時：2014/09/17 11:05