2024/11/25 09:53
平屋でガレージ付き4LDK住宅の土地の広さは何坪になるでしょうか。メリットやデメリット、設計のポイントや建築費用の目安などを解説
1.平屋の4LDKを作る場合の基本的な考え方
平屋のメリット
(1)生活動線や家事動線が効率的
(2)2階建てよりも構造上安定
(3)階段スペースが不要
(4)メンテナンスしやすい
(5)バリアフリー設計で老後も安心
(6)家族のコミュニケーションが取りやすい
平屋のデメリット
(1)工事の単価が割高になる
(2)広い敷地が必要
(3)プライバシーは確保しにくい
(4)陽当たりの確保が難しい
(5)セキュリティ面が不安材料になる
4LDKの配置におけるポイント
採光が確保され風通しも考えた配置がベスト
防犯面も考慮し出来るだけ死角になる場所を作らない配置も必要です。そのために建物をコの字やロの字など中庭がある建物の方が明るさを保つことができます。
ガレージの設置場所と工夫
平屋は敷地に対して建物の占める割合が多いのでガレージスペースは上手くレイアウトしたいところです。
2.家族のライフスタイルに合わせた間取りの選び
家族それぞれのライフスタイルに合わせた間取りを設計士としっかり相談しプランを固めていくことが重要です。
快適な動線とプライバシーの確保
それぞれのプライバシーを守れ、家族や家事をする人がどのように動けば無駄な動きをしないで済むのかを考えた間取り設計がベストプランと言えるでしょう。
平屋の特徴である小屋裏や中二階を上手く活用して収納スペースを確保
平屋ならではのデッドスペースを上手く収納にすることで、収納スペースを確保するとともに必要なリビングの広さや各居室のスペースも維持することが可能になります。
3.4LDKの家の建築費用と予算の考慮点
予算的には2,000万円台まで予算が出せるのであれば4LDKの平屋が実現できそうです。
延床面積が30坪程度を想定しハウスメーカーや中堅から大手クラスの建築業者でも問題なく建てることができるでしょう。
3,000万円の予算を組める人であればテラスを設けたり平屋ならではの開放感を感じられる間取り設計が可能になります。コの字型やロの字型の中庭のある平屋や土間スペースを贅沢に確保した平屋なども実現可能です。