2024/11/25 09:54
天然芝と人工芝それぞれのメリットデメリットを考え、実は人工芝はコスト面で優れているという内容で解説
天然芝と人工芝の違い
天然芝は植物なので当然生きていますからお手入れが必要
一方、人工芝は手入れが不要で比較的簡単に管理ができます
天然芝のメリット
(1)初期費用が安くイニシャルコストを抑えられる
(2)天然なので四季を通じて景観の変化を楽しむことができる
(3)緑色の間はクッション性があり柔らかい感触を味わえる
(4)夏の暑い日差しが当たっても熱くなりにくい
デメリット
(1)芝刈り機で手入れが必要になる
(2)部分的に上手く育たないことがあり枯れてしまうこともある
(3)冬の寒い季節は枯れて茶色になってしまう
(4)雑草が生えてくるため草抜きを手作業で行わなければならない
人工芝のメリット
(1)四季を通じて枯れることが無いので1年中緑が楽しめる
(2)手入れが不要なため管理が楽に行える
(3)強度に優れているため摩擦にも強く劣化しにくい
(4)防草シートと併用することで雑草対策になる
デメリット
(1)初期費用が天然芝より少し高い
(2)毎年生え変わらないので年々劣化は進むので10年に一度は敷き直しが必要になる
(3)合成樹脂製なので夏の暑い時期には熱を吸収し熱くなる
(4)季節感は味わえない
天然芝と人工芝のコストの比較
人工芝と天然芝の初期費用の差額は、およそ10年後には天然芝のメンテナンス費用を考えるとトータルコストは同じになります。また、芝刈り機の購入や維持管理費用なども加えると、およそ8年後ぐらいには同じくらいコストがかかってしまうと考えられます。
さらに雑草には除草剤を使用できないので手作業で抜かなくてはなりません。
例えば、面積が50㎡あるとしましょう。
人工芝は初期費用に50万円かかります。天然芝は8~10年後にはメンテナンス費用がかかり、トータルコストは50万円ということです。あとは天然芝に要する手間と労力をどう見るのかという比較になります。
そう考えれば人工芝は高いというイメージはあるものの、トータルコストは実はそれほど変わらないのです。手間と労力は人の時間を奪うことになりますので、その時間を考えれば逆に人工芝の方がコスト面で優れているという結果に繋がります。