2025/01/24 10:12
観葉植物の多くは暖かい地域で育つため、寒い冬は苦手です
1.その原因と対策
観葉植物で冬に枯れてしまう最も多い原因は水の与えすぎです
では冬はどのくらいのペースで水をやれば良いのでしょうか
春夏に土が乾燥したらすぐに与えてたとすれば、冬は土が乾燥したなと思ってから3日後位でちょうどです。室内で毎日暖房を入れている場合は、1日おき位でも構いません。
観葉植物も光合成をするために日当たりが重要になります。
窓際は寒いので、少しずらして置くと良いでしょう。1日中日が当たらなくても数時間当たれば十分です。
寒さに強い品種か、耐寒性の低いデリケートな品種かの知識を持っておくことが必要です。
2.観葉植物を冬に健康的に育てるコツ室内編
冷気から守るようにダンボールや発泡スチロールを周辺に衝立のように立てておくのも一つの方法です。
暖房器具による乾燥は大敵です暖房を長時間使う場合は土が乾燥していないか、葉の水分が足りているかなどをこまめに観察して水やりと葉水を与えてあげましょう。
冬の時期は人のお肌も乾燥するのと同じように観葉植物の葉っぱも乾燥します。霧吹きで葉っぱを湿らすことで、害虫駆除にもなり観葉植物は生長し健康的に育ちます。
3.観葉植物を冬に健康的に育てるコツ室外編
ウッドチップや軽石、こけなどを利用して観葉植物の株元を覆い内部を保温します。この場合、土が隠れてしまうので乾燥には注意しましょう。
寒い季節は段ボール箱や真冬はビニールハウスのようにビニールをかけておくと保温効果もバッチリです。
観葉植物の種類によって耐寒性は違います。耐寒性が高いか低いかはよく把握しておきましょう。
もし冬に枯れてしまった場合は
枝を切断してみてまだ中が緑色をしていれば生きています。春になればまた芽が出てくる可能性があります。
4.冬に強い観葉植物
ユーカリグニー 寒さに強いため屋外でも十分に育ちます
オリーブの木 乾燥に強く初心者向き
シマトネリコ マイナス3℃まで耐えられる耐寒性があります
5.冬にしてはいけないこと
生長期ではない冬の肥料や栄養剤は、逆に植物に負担がかかり逆効果です
冬の植え替えは観葉植物の根を傷つけてしまうことがあるので避けましょう
それぞれの植物の耐寒性を把握して対策を考え1年中健康な観葉植物を楽しみましょう