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神原 清仁

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神原 清仁 こうはら きよひと

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事例・コラム

2022/11/15 00:00

「知らないと損する福利厚生保険=ハーフタックス」 (後編)

この「福利厚生保険」は「ハーフタックスプラン」とも呼ばれると申しましたが、「ハーフ=半分」」「タックス=税金」、つまり、かけた保険料の半分は積立金として資産計上され、もう半分は福利厚生費として損金計上されて、その分法人税(←?)が減ることになる保険です。

もしもの時は経営者や従業員を守ることができ、何事もなければ会社にお金が入り、税金の削減にもなる、そんな保険なのです。

まず、この保険の存在を知らないこと。それが、「知らないと損する」のひとつ目です。

ではふたつ目。このふたつ目をぜひ知らない方は確認していただきたい。

それは何かというと、
「高度障害状態では保険金が出ず、死亡時のみ支払われる契約になっていませんか?」ということと、「高度障害保険金受取人が法人になっていませんか?」ということです。

高度障害状態で保険金が出ないということは、これからも不自由な状態で生きていかねばならないという時に保険金が入ってこないということです。

そして、先の説明では、何かあった時は経営者や従業員の方に保険金が下りて助けになる、と書きましたが、一番最初に申し上げた福利厚生保険の説明の高度障害保険金受取人欄を見てください。法人も高度障害保険金受取人になれるのです。

そして、保険金や商品によっては、高度障害保険金受取人が法人となっていることがあります。そうなると、あなた自身には高度障害保険金は受け取ることができません。

あなたの会社の福利厚生保険、高度障害保険金受取人は誰になっていますか?
確認してみることをお勧めします。

今回はここまでとさせていただきます。