• 医療・健康
の専門家

倉田 あかね

はりときゅうの伝道師

倉田 あかね くらた あかね

ひよこ鍼灸サロン・たまご鍼灸サロン

対応エリア

  • 三重
  • 医療・健康

事例・コラム

2023/10/15 00:00

鍼灸施術用ベッドについてのお話

みなさんは寝るときは布団派ですか?それともベッド派?私は断然、布団派です!
それはさておき、今回は鍼灸院などで使われている施術用のベッドについて説明します。施術をする際に、ベッドの上で行うケースは多いと思いますが、使用するベッドにはさまざまな種類があります。今回は3種類ご紹介します。
まず紹介するのは、何の仕組みもないただのベッド。昇降に時間をとられませんので、寝てもらったらすぐに施術をして、終わったらパッと降りてもらって次の方を案内する。そんなスピード重視のベッドです。
次に紹介するのは、手動昇降ベッド。端にレバーがついており、それをグルグルと回すことで高さを調節できます。低い位置で患者さんに乗り降りしてもらうことで安全性と利便性(乗り降りのしやすさ)を確保しつつ、施術の際には高い位置にもっていくことで施術者の腰への負担を和らげることができるベッドです。テコが利いているので、そこまで力はいりませんが、何度もグルグルするのがやや大変。自転車の低速ギアのイメージです。
最後に、電動昇降ベッド。足元のペダルを操作することで、ベッドを上げ下げすることができます。手動昇降のデメリットである「グルグルの手間」を電気の力で解決したベッドになります。
どのベッドも、表面の素材は洗浄しやすくなっており、衛生的な環境を保つことができるようになっています。また、うつ伏せの際に息がしやすいよう、顔の部分に穴あけ加工をすることもできます。
患者さんに安心して施術を受けてもらうためのベッドも、治療院の大事なアイテムの一つなのです。

最近投稿した事例・コラムを見る