はりときゅうの伝道師
ひよこ鍼灸サロン・たまご鍼灸サロン
2024/11/29 09:51
鍼灸院に来られる患者さんの中には、鍼灸を初めて受けられる方がたくさんいらっしゃいます。お話を伺うと、「少し怖いです」や「家族にいわれて来ましたが怖いですね」というお声をいただくことも少なくありません。
◆「はり」って痛い??「お灸」って熱い?
「はり」と聞くと、どうしても注射針や縫い針を連想してしまいます。また、「お灸」というとお仕置きや罰ゲームを連想する方もいるかもしれません。これでは、怖いと思われても仕方がありません。
◆実際には?
実際に初めて鍼灸の施術を受けられた方からは、「はりを刺されたことも気付かなかった」「お灸、温かくてとても気持ちよかった」「体が軽くなり、息がうまく吸えるようになった」といった感想をいただけます。「もっと早く来ればよかった」といわれる方もよくいらっしゃいます。
◆なぜ痛くない?熱くない?
この鍼灸経験前と経験後のイメージの変化の秘密は、ずばり『道具』にあります。鍼灸で使用される鍼は0.10~0.20ミリと髪の毛よりも細く、先端も丸みを帯びていますので、筋肉の繊維や血管などの組織を傷つけることが少なく、痛みが出現しにくくなっているのです。それでも、どうしても怖いという方には「刺さない鍼」もあります。
またお灸も、皮膚の上で直接燃やすタイプ(やけどをおこす)のものではなく、筒や台座の上で燃やすものを使うことで、やけどにならず気持ちのよい刺激で行えるようになっています。
鍼灸は心地よく体調を改善できる手段です。痛みや各種症状にお悩みのかた、ぜひ一度、鍼灸を試してみませんか?