あせらずに医師と密接なコミュニケーションをとることをおすすめします
手術後の感染症や転院による先行きの不安は、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかることと思います。
股関節は大腿骨と骨盤の骨をつなぐ関節です。お皿のような形をしたソケットに球状の骨頭がはまり込むような構造になっており、大変広い可動域を持っています。可動域が広いということは、すなわち痛めやすいことにもつながります。また、体重を支える荷重関節でもあり、歩行時には体重の3~4倍、階段昇降時には6~7倍、ジャンプする際は、12倍の負荷がかかるといわれています。
まずはあせらずにご自分の体と向き合い、医師とコミュニケーションを取って指示に従いましょう。現在の状況や今後の治療プランについて医師としっかり話し合うことです。その際、不安や疑問があればどんな小さなことでも遠慮せずに質問することが重要です。
入院中は食事やリハビリなど管理されることと思います。大事なのは退院後です。適切な栄養を摂取し、十分な睡眠をとり、適度な運動を行って回復を促しましょう。
2024/03/27 13:14
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