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岩瀬弥生

子ども英語教育のエキスパート

岩瀬弥生 いわせやよい

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事例・コラム

2024/09/24 14:59

英語に慣れるには

子どもの英語教育についてよく聞かれます
そこで最近気になるのが「ネイティブスピーカーじゃなきゃ発音が悪くなる」という意見
そもそも「きれいな発音」って誰の発音でしょうか?
たとえばアメリカ人でも、東部、南部、西部、中西部の発音の違いってしっかりあるんです。
先日もアメリカ人の知人二人がぼそぼそ言っていました。
「あの××くんはオーストラリア人だから、何を言ってるのかさっぱりわからん」と。
シンガポールの人なんか、独自の英語でコミュニケーションしています。
それよりも「だれにでもわかりやすい英語を話す」ことがもっと大切です。
自分の言いたいことを整理して、しかもしっかりしたデータをベースに話す。
そこにいる人たちの心情や国籍や生活環境を意識して、相手を傷つけないように話すことの方が大切です。
 それにはゆっくりシンプルに話すことの方がずっと大切です。
「ぺらぺら」って言っても中身がないことを話す人はつまらないただの英語屋さんです。
むしろ日本人の特徴をよくつかんでいる日本人か、日本語と英語をほぼ同等に話す人のほうがずっといいです。
中国では自国の先生が教えているようですが、徹底的に練習をさせることはしっかりやります。
むしろ練習量です。スポーツといっしょです。
ネイティブスピーカーは質のいい人の確保がかなりむずかしいです。
アルバイトで、その日かぎりのような人もけっこう多いのです。
わが家の場合は、外国からお客様が食事やお茶に来ると、全員がさっと会話を英語に切り替えます。家族同士の会話も全て英語に切り替えます。
お客様の前で日本語で話していると、
「自分に秘密にしたいことを話しているのだな」と変に勘ぐられて相手に気まずい思いをさせてしまうからです。
海外へ行っているときはなおさらで、日本人同士の食事に一人でも外国人が混ざっていたら、全員が英語を話します。エチケットですね。
こういうことはヨーロッパの人たちは慣れていて、フランス人やベルギー人もさっと英語に切り替えてくれます。
 英語を話せてほんとに幸せだ、と思うのはこんなときです。
国籍の違う複数の人々が、それぞれ家族や自分の国の特徴や経済状況などについて互いに話すのをリアルタイムで聞き、しかも意見を言うことができる。
自分が地球に生きているのだ、と感じるときです。

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