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稲垣 真紀子

未来をはぐくむ子育て教育セミナー講師

稲垣 真紀子 いながき まきこ

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事例・コラム

2020/05/07 12:01

「せめてこれだけ」ストレスなく過ごすコツ

新型コロナウィルスの影響で、家族一緒の時間が長くなり、ひとりひとりのペースが違うことで小さなストレスが溜まってしまうこともありますよね。

そこで、家族みんなが気持ちよく過ごすためのルール、優先順位を決めてみましょう。
コツは「できるだけ緩やかなルールを家族で共有すること」

子どもの意見を取り入れながら
・起きる時間
・ご飯
・日中の過ごし方(ゲーム、遊び、勉強など)
・スマホ、タブレットの利用
・寝る時間
他にも片付けの時間や家事の分担など一緒にルールづくりをしてみましょう。

できるだけ緩やかに~ここがポイントです。

例えばうちの場合は、子どもは大学生と高校生なので、「子どもが自分のペースでやりたいこと」を尊重しました。
(夜の遅い時間の方が集中できる、朝はゆっくり起きたい、など)

そうしてできた「せめてここだけ」の5つを家族で共有しています。
(1)起きる時間は自由。ただし朝ごはんに間に合わなかったら自分で作って食べる
(2)スマホ、タブレットは夜11時終了
(3)お風呂は12時までに入る
(4)毎日ひとつ手伝いをする
(5)言いたいことは、リクエストか提案として話す

「せめてここだけ」のラインが親子で共有できていれば、多少のことは気になりません。
イライラ、ガミガミ言う必要もないのでお互いにラクに穏やかに過ごせます。

学校が始まるまでの期間限定のルール。
ゆるすぎる~という声も聞こえてきそうですが、うちの場合は
(1)お互いにストレスなく
(2)自分の時間と同じように家族の時間を尊重する
ことが最優先になりました。

今は、子ども自身が自分の生活を自分で決めて過ごしてみるいい機会です。
各家庭で大切にしたいこと、優先したいこと、どうしたい?何がしたい?とゆっくり子どもの気持ちを聞いてそれぞれの家族時間を幸せにするルール作りをしてみてください。
可能ならば、「ちゃんとやって」や「きちんとやって」よりも何時までに、いつまでに、と具体的なラインを示した方が伝わりやすく、実現可能です。

お子さんの年齢が小さい場合、できるだけ実現可能なスモールステップを設定することでお子さんの「できた!」の成功体験⇒心の栄養にもなりますので、ぜひやってみてくださいね。