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服部 清和

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服部 清和 はっとり きよかず

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事例・コラム

2026/08/04 13:17

地震保険って、本当に必要なの?

先日、熊本県で大きな地震が発生しました。テレビやインターネットには、倒壊した家屋や道路の被害、避難所で生活する方々の映像が映し出され、多くの方が胸を痛めたことと思います。
こうしたニュースを見るたびに、「もし自分の家だったら…」と考える方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「地震保険って、本当に必要なの?」という疑問についてお話しします。

実は、「火災保険に入っているから安心」と思っている方が少なくありません。しかし、ここには大きな誤解があります。
一般的な火災保険では、地震・噴火・津波による損害は補償されません。
例えば、地震で住宅が倒壊した場合や、地震が原因で火災が発生し自宅が焼失した場合でも、火災保険だけでは保険金は支払われません。これらの被害に備えるためには、「地震保険」に加入していることが必要になります。
では、「地震保険に入れば家を建て直せるの?」という質問もよくいただきます。
答えは、「必ずしもそうではありません」。
地震保険は、家を元通りに建て直すことを目的とした保険ではなく、被災後の生活を立て直すための資金を確保する制度です。そのため、補償額には上限があり、火災保険の保険金額の30~50%の範囲内で設定されています。
つまり、地震保険は「すべてを補償する保険」ではなく、「生活再建を支える保険」と考えるのが適切です。
近年、日本では熊本地震や能登半島地震をはじめ、全国各地で大きな地震が発生しています。また、将来的には南海トラフ巨大地震や首都直下地震などの発生も懸念されており、「自分の地域は大丈夫」と言い切れる場所はありません。
保険は、使わないことが一番幸せです。しかし、万が一のときに家族の生活を守るための大切な備えでもあります。
この機会に一度、ご自宅の火災保険証券をご覧になってみてください。
災害は、防ぐことはできません。しかし、被災後の生活への備えは、自分自身で準備することができます。
「備えあれば憂いなし」。今日の確認が、明日の安心につながるかもしれません。

『知らなかった』では済まされないことがあります。だからこそ、正しい知識を身につけ、ご自身やご家族に合った備えを考えてみてはいかがでしょうか。