2022/06/30 00:00
ここではマンション管理士について紹介していきます。
#マンション管理士とは
マンション管理士はマンションの管理組合と顧問契約を結び、必要となるアドバイスを行なったり、管理規約の制定・改正を行う際の助言、指導等が主な仕事です。マンション管理士は国家資格に合格しなければなることができません。この資格はマンション管理組合からの相談に基づき、住人間の意見の対立によるトラブル解決や、マンションの維持管理のアドバイスを行うコンサル業務を主としています。
#マンション管理士の今後
昨今ではマンションの適正な管理が求められることが多くなってきているので、マンション管理の際の助言を行えるマンション管理士の仕事はますます重要なものとなってきています。2022年の4月からマンション管理適正化法が改正され、さらに活躍の幅が拡がっていくと考えられます。マンションは所有者にとって大きな財産です。この財産の価値を減らさないためには、マンション管理士の助言が必要になってきます。
#マンション管理士の活動
マンション管理士の活動として一番に挙げられるのが、管理組合が実施する大規模修繕工事の支援です。大規模修繕工事は十数年に一度の頻度で行われています。安全・安心・快適なマンション生活に不可欠な工事となるので、マンション管理に対する専門的な知識が必要になってくると言えるでしょう。マンションの関係者の中に専門知識を持っている人がいない場合に、マンション管理士に頼むことになります。大規模修繕工事を行う前には建物診断を実施し、建物の劣化状況から修繕項目の選定・工事の計画・予算管理を判断します。マンション管理士の活動はその選定や計画を決める際の助言業務です。
まとめ
マンション管理士の仕事は、マンションの管理組合と契約を交わした上で適宜必要となる助言を行うことです。マンション管理士は国家資格で、大変難易度が高いことで知られています。昨今ではマンションの適切な管理がいままで以上に求められるようになって来ていますので、マンション管理士の活躍の場が益々増えてきています。