マネー・保険

特集

「投資を始めたいけど怖い」という初心者がまずやるべきことは?

2025/12/01

アメリカの関税問題などにより、ますます物価上昇が見込まれる今、貯金だけでは不安。
資産運用の必要性はわかっているけど、怖いところがある。と思われている方は多いと思います。資産運用により、将来的な資産形成を目指すために、初心者の方がまずやるべきいくつかの注意点をファイナンシャルプランナーの吉田 篤さんにお聞きしました。

吉田 篤

NISA・資産運用のアドバイス

吉田 篤

メイン画像

気軽に始められない不安の正体とは何でしょうか

1

まず資産運用を始める前に、「何のために」「いつまでに」「いくら」必要なのかという目標を具体的に設定してください。
そして万が一損失が出ても生活に困らないような資金で運用をしてください。

多くの方が「全財産を失うのでは」「損をしたくない」「知識がないから騙されそう」という不安を抱えています。でも投資をすれば、損をするよりも、もっと増やせるものと思っている方が多いのも事実です。
そのような方がいざ始めようとすると実際には、投資に関する情報や商品が数多くあり選択肢が多く、いったい何を選んだらいいのかわからないという状態であることが、気軽に
始められない要因であると思います。

まず投資の知識をつけリスクを理解してください

2

どこまでの損失なら大丈夫かというリスクに対する許容範囲を把握してください。
消費は今のためにお金を使う、投資は将来使うためのお金を増やすという違いがあります。
投資では増やせるだけ増やしたいという考えは禁物です。ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターンが原則です。一般的に株式型は前者。債券型は後者の考え方です。短期的に調子よく増えているなら、むしろリスクが潜んでいると思ったほうが良いでしょう。
重要なのは、期待するリターンや、どれ位のマイナスまで許容できるかを明確にしておくことです。運用途中のマイナス(下落)が何%までと決めておくことが肝心です。

目的と目標金額をどのように決めればいいでしょうか

3

何のための投資なのかを明確にしてください。
「老後資金」「住宅購入資金」など自分が必要とする目標を設定してくだくことにより
もっと増やしたいのか定期収入が欲しいのかなどの目的がはっきりして運用方法が定まってきます。
そこで老後のために定期収入が欲しいという方を例にしてみます
老後のプラス収入が月10万円、年間120万円欲しいと目標を設定し、リターンが3~5%とすると、逆算して何歳までに元手がいくらあればいいのかが設定できます。
具体的な目標設定によりモチベーションの維持も保つことが出来ます。

自分にあった無理のない運用をするには?

4

いくら貯めたいかといった運用計画を立ててください
運用計画があればこれ以上は必要がない、リスクは取らなくてよいという目標を設定することができ、無理なく運用ができます。
目標を設定できれば、それに合った商品を選ぶことが出来ます。
定期収入を得たい方なら、債券の金利、配当株、投資信託の定期売却などがいいと思います。
今ある資産を増やしたい方なら、ミドルリスク以上の投資信託などもいいでしょう。
それらの商品を選定して、最後にどれをNISAに入れれば効果的かを検討するという順番になります。

どれを選んでもらってもそれぞれにメリット、リスクはあります
迷われたら専門家に相談したり、色々なセミナーを聞いていただくことをお勧めします。

私どもも資産運用セミナーを定期的に開催しております。
中日教えてナビ サービス・イベントを参照ください
https://oshiete.chunichi.co.jp/tokai/pro/441/service/

一覧を見る