サブリース契約(30年一括借り上げ)のアパート・マンション・貸家を所有しています。築10年以上経過しても儲からないので契約を解除・売却する方法を教えてください。
投稿日時:2026/04/23 10:38回答1件
「サブリース契約(30年一括借り上げ)アパート・マンションを建築したが、家賃が下がり、アパートローンの返済が苦しい、将来が不安で仕方がない・・・」といった相談が年々増加しています。
儲からない原因は、本来オーナーの収入になる敷金、礼金、更新料、共益費などがサブリース会社の収入になるからです。また、オーナーにサブリース物件を引き渡ししてから3か月程度家賃の支払い免除する「初回免責期間」と入居者が退出するたびに「途中免責期間」があるためです。その上、毎月の管理料が世間相場の2~3倍の10~15%、修繕費をサブリース会社指定の業者に依頼しなければならないからです。サブリース契約によって得られる家賃は、一般的な世間相場の70~80%程度です。
2003年10月の最高裁判例によりサブリース契約に借地借家法が適用され、オーナーから契約解除する場合には、必ず「正当事由」が必要になります。「儲かるようにしたいから。サブリース会社の対応が悪いから・・」といった、オーナーの知識不足や金銭的な欲求は「正当事由」になりません。
では、30年後サブリース契約はどうなるのでしょうか?結論から申し上げると、オーナーからサブリース契約(30年一括借り上げ)は、30年間の期間満了でも解約できません。30年後、更地で返却されることはありません。
サブリース物件を解約・売却する手順は、次の通りです。最初にサブリース契約の解約条項を確認するとともに現地調査します。確認する内容は、解約の申し出期間、解約に伴う違約金・立退料、サブリースの契約期間などです。次に契約書の第何条に基づく解約通知なのかなどを記入し、解約通知書を作成してサブリース会社に送付します。そして、サブリース会社から解約の合意が得られれば、契約期間をもって解約となります。
投稿日時:2026/04/23 10:44