2026/09/25 09:43
近年、台風や集中豪雨による被害が各地で相次いでいます。
「大雨で家が浸水した」「土砂崩れで建物が被害を受けた」「強風で屋根が飛んだ」、さらに「冠水した道路を走って車が故障した」など、ひと口に台風被害といっても、その内容はさまざまです。
では、こうした被害は保険でどこまで補償されるのでしょうか?
まず住宅の場合です。
台風の強風で屋根や窓ガラスが壊れた場合は、一般的に火災保険の「風災」で補償されます。
一方、大雨による洪水や土砂崩れ、床上浸水などは「水災」の補償がポイントになります。
ここで注意したいのが、火災保険に入っていれば、すべての自然災害が補償されるわけではないということです。
最近では保険料を抑えるために「水災」を補償対象から外している契約もあります。また、水災補償が付いていても、損害の程度など一定の支払条件が設けられている場合があります。
次に自動車です。
台風や集中豪雨による洪水で車が水没した場合などは、契約内容によって「車両保険」で補償されることがあります。
ただし、車両保険に加入していなければ、自分の車の修理費などは基本的に自己負担になります。また、大雨の中で車を走らせ、冠水した道路に進入して故障したケースなどは、事故の状況や契約内容によって判断が異なることがあります。
大切なのは、「保険に入っているから大丈夫」ではなく、「何が起きたときに、どこまで補償される契約なのか」を知っておくことです。
災害が起きてから保険証券を確認して、「これは補償されないの?」と気付いても間に合いません。
ぜひ一度、ご自宅の火災保険と自動車保険を確認してみてください。
「水災補償は付いていますか?」「車両保険は付いていますか?」
そして、ご自身の住んでいる地域のハザードマップを確認することも大切です。
保険は災害を防ぐことはできません。しかし、被害を受けた後の生活を支える大切な備えになります。
災害への備えは、「保険」と「防災」の両方から。台風シーズンだからこそ、家族を守る備えを一度見直してみてはいかがでしょうか。