円建てで最低でも物価上昇率を超える利回りを目指す
【結論】
物価上昇率を超える円建てでの運用を推奨。
中立の第三者である専門家へ必ず相談を。
前提として、この場では具体的な運用先の指南はできませんので一般的な知識の共有に留まります。
【質問者の状況とニーズ】
・投資初心者
・退職金受取り済&再雇用終了とのことで65歳前後と推察
・まとまった資金(退職金等)がある
・堅実に(元本を減らしたくない)
【最も堅実な資産運用とは?】
最も堅実が運用は自国通貨建の国債です。
為替リスクがなく、自国が財政破綻しない限り元本は保証されます。
しかし、2025年2月時点での個人向け国債の利回りは年1%未満です。
一方、2024年(平均)の日本の消費者物価上昇率は生鮮食品を除く総合指数で2.5%上昇しました。
日本政府は年2%の物価上昇を目指していますし、諸外国の物価上昇も進んでいますので、
今後も年2~3%の物価上昇を見込んで計画を立てることが求められます。
日本国債での運用では物価上昇率より下回ってしまいますので、実質マイナス運用となってしまいます。
【円建てで年3~4%程度の利回りを目指す】
上記を踏まえた上で、最低でも円建てで年3~4%の運用が求められます。
地政学的リスク(戦争等)で世界情勢が不安定な今、割高水準にある株式へまとまった資金を投入することは推奨できません。
元本を毀損する可能性を低く、円建てで堅実に収益を得ることが求められます。
不動産などの現物資産での運用をご検討ください。
現物(実物)は「モノ」なので物価が上がれば価値が高まります。
少額から投資可能な「不動産小口化商品」もおすすめです。
が、多くの商品があり、見えないリスクが存在していますので
必ず中立の立場である専門家へ相談してください。
2025/02/13 11:26
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