阿部　一雄 あべ　かずお

生活の質を向上させるホームエレベーター

手しごとの家には、ホームエレベーターが設置されていて、車いす利用者も2階まで簡単に行くことができます。ホームエレベーターと聞くと少し大袈裟な設備だと感じられる方も多いかもしれませんが、車いす利用者の生活の質を向上させるとても有用な設備です。車いす利用者が2階へ行くための物理的な障がいを取り除くだけでなく、一人でも気軽に外に出られることで、精神的なストレスも減ります。モデルハウスの2階にはキッチンやリビングなどの設備があるので、これらの設備もエレベーターを利用すれば車いすのまま見学することが可能です。

2階には、川沿いの美しい景色を楽しめる大きな窓やバルコニーが設置されています。段差なく車いすでそのまま出られるバルコニーは特に人気で、季節の良い日はテーブルと椅子を出してくつろぐことができます。
解放感のある勾配天井のリビングダイニングには、薪ストーブが設置されています。広い空間でもじんわりと暖かい火のぬくもりで、冬でも快適に過ごせます。


余分な動作をせずに生活できる細やかな工夫

車いす利用者がスムーズな動きができるよう、細かな工夫が施されています。例えば、よく利用する廊下や洗面所などには人感センサー付きの照明を設置しています。近くを通過するだけで自動的に点灯し、一定時間が経過した後は自動で消えるので、スイッチを消すための動作がいりません。体勢を変えてバランスを崩すなどの危険がなくなり、見守るご家族にとっても安心です。
コンセントの位置も工夫されていて、通常よりも高めの位置に設けられています。低い場所に手が届きづらい車いす利用者も負担なく使えます。また、かがまずに使える高さは、ご家族にとっても使いやすい仕様です。

車いすでも快適に暮らせる「手しごとの家」

当社のモデルハウス「手しごとの家」は、車いす利用者の目線に立った、誰でも快適に暮らせるよう設計された住宅です。木の家の心地よさ、バリアフリー住宅の工夫を詰め込んだ空間を、ぜひ現地でご体感ください。